幼児教育について本を読んだり、研修やセミナー、学会に出る機会がここ2年ほど増え、その度に理解を深めようとすると、脳の本にたどり着く。
脳の働きに言及しない保育教本はなんだか、信頼性に欠けるとさえ思えて仕方ない。 特に、赤組、黄色組の園児がいろんな能力を身につけてゆく過程、それぞれにペースの違いがあることなどを見ていると、乳幼児の発達段階は脳の働きによって分析整理と一人一人の子供の発達をサイドバイサイドで照らし合わせての保育は基本だな、と思います。
脳の本を読んでいると、紀元前から脳は医学ばかりか哲学の研究対象であったことがわかり、19世紀からは乳幼児教育の研究・分析には欠かせない要素です。 今読んでいる本では、「こころ」はどこにあるか? 「心臓、ハートだから、心臓」、「肝心なこととか言うから、肝臓」、などいろんな考えがあった。 今では、脳が喜怒哀楽といった感情や、理解、伝達、発語など「こころ」の所在は科学では脳となっている。 自分とはなんだろう、生命の終わり、その先は自分はどうなるんだろう、は宗教の出発点かもしれませんね。 連休は、雪のないところで、のんびり、そんなことを考えています。自分にはあと、何回冬は来るんだろうか、とか。
そんなわけで、こころのことを考える、週末となりました。