10時過ぎに父のお見舞いに。
「ぐー、ぐー」と熟睡の様子でしたが、じっと見ていてら視線を感じたのか、両目がパッと開いて、私を見つけて「やーやー」と微笑んでくれました。 大雪の話、アトリエ完成の話、オリンピックの話、それから明日からシンガポール出張する話、うんうんと頷いて聞いてくれました。 看護師さんがやってきて、「このひとだれ?」と父に聞くと、「ベイビー」(自分のこどもだ、という意味だと思います)。 看護師さんは「どいがみさん、英語上手やね。いつも、英語だし・・・」とか、大笑いのひと時です。
夕飯の後、オリンピックの閉会式をみながら、いろいろ思い出します。 10代の選手が多いこと、解説(アナウンサーではなくて、アスリートの方)の話が直接的で、例えば「かっこよかったですね」「やりましたね」。 それから、何と言ってもカーリング。 選手同士の信頼関係の強さが、「そうだね」と同僚の意見に耳を傾け、全員でその提案に100%納得して、100%信頼して、100%サポートして、100%自分の実力でチームの決めたことに貢献する。 やる前から「そんな、だめに決まってる」「そりゃ、リスク高すぎる」と延々と議論し、信頼関係がギクシャクすれば、成功はない。あるべき組織にお姿だな、と感動したしだい。「そうだね、」と言って、笑顔が溢れる職場になるよう仕組みを考えなきゃ、と思いました。 同じことを考えた、会社の経営者・管理職、たくさんいると思います。