出張

けいけん

7時起床、電車を乗り継ぎ、セミナー会場そばの駅へ。 駅前のお店で朝食。 と、思ったら奥に今日の講師の先生を発見し、

会場は目黒通りの等々力陸橋を都内に向かって降りたところにある3階建、昨年4月に開園した保育園。 描いたこどもたちの笑顔、真剣な眼差しが伝わってくるような絵が、大切に整然と展示されています。 東京、神奈川、千葉、埼玉に15園を展開する”茶々”園。 園長先生とは、研修でお会いしたことがあり、情熱に溢れる話をお聞きできる、朗らかな方。 見習いたいものです。

9時からのセッションは、変身。 それこそ”こどもにもどり”、既成概念や”これに決まっている”という見方ではなく、いかにこどもがするように純粋な心で、不思議がり、話を作り、友達と分かち合うか、などをグループ討議と解説で。 実は、これは今日の予定になかった一コマだったと、最後の振り返りで講師の方が話していました。 今日のセミナーのスタートがあまりにも面白かったので、そこんところをネタに、グループワークを即興で考えて、やってみたとのこと。 こどもたちが、「これつくった」「これたべて」と手のひらに何かを乗せたり、何も乗せなかったりして近づいてくることってありますよね、そこから話が発展して、想定外の展開になる、どんどん話が飛んで、予想もつかない方向にどんどん進んでゆく。 先生は、「今日はこれをやろう!」と意気込んで、クラスに来ても(成り行きではなく)、その場に面白いネタがあれば、そこから午前中はずっと予定外の時間を過ごし、新しい経験を積めば、それでいいのでは、という話でした。

午後は、「活動」vs「経験」。 よく、「午前の活動は、粘土か、ブロックか、お絵描きか、園庭遊び」なんてやりますが、それは行った”作業”の名前を挙げているだけであり、そこから園児は何を学んで、どういった成長、発見があったかを教師は一人一人記録に残し、それを同僚や保護者と共有する、「活動」と「経験」は別物であり、活動の箇条書きではなく、経験したことを書きとめること、写真にその時の表情を書きとめることの大切さと若干の方法論を参加者で討論し、ガイダンスを受けました。

最後は。AからB, BからCを作る機械の設計を5人で行い、ダンボールやホースなどを使って工場をくつる演習。 あまりに面白く、大笑いしながら行いました。 これって、青組がいつもやっていることじゃん、と思いながら。 大人には何かわからないような形をしているけど、それにはこどものアイディア、創意工夫がたくさん詰まっており、それを見つけて、こどもと共有することについて、経験しました。 また、素材を多く揃え、きちんと整理しておいておくこと、この視点についても勉強。

あっという間に5時。 1時間弱で羽田空港。 ”今月3回目だ”、と気づき、”明後日で4回目”、と思った次第。 還暦の師走。 明日から、月末進行、その次は、年末進行で事務を進めなければ・・・