創作活動

たようせい

ひとつしかないとつまらない。 たくさんあるとおもしろい。

一人で食べてもつまらない、大勢と食べると楽しい。

ひとつの見方しかできないと、進歩がないし、つまらない。 いろんな可能性や角度から物事がみれれば、いろんな発見があり、頭の使い甲斐がある。 「ユリカ、あ、そうか!」という気持ちは、還暦でも忘れたくないし、子どもたちには、無限大に持っていいてほしいし、それが保育園という場だと思います。

「多様性=ダイバーシティ」ということばは、拒んでいても、向こうからやってくるので、心を開いて、受けて立つしかなく、日頃からその訓練も必要です。 なんにでも、興味を持つ。 赤組(乳児クラス)から、盛んにキョロキョロして、手を出す姿は愛らしく、いろいろ試して好きなものを発見して、没頭する幼児クラスのみんなは頼もしい。

カブトムシは茶色、ちょうちょは白、ってステレオタイプな知識を植え付けないためにも、「世界一うつくしい昆虫図鑑」を、1月の全国私立保育園連盟保育総合研修会の際に購入。 きょうは、塗り絵を持ってきてくれた、青組の目がキラキラさんと一緒に園長室で眺め、反応を観察。 「うわぁ」「うわ」とページをめくりながら、写真の昆虫を指でなぞりながら、いろんな色のクワガタがいて、どれも命があることが分かったようでした。 そろそろ、アトリエの図書コーナーに移動させます。 そして、「せいちょう展」では、こどもたちの興味関心の先と、頭にあるイメージを道具や材料を選んで、組み立て、それを自らの手で再現した作品展を来週から開催。 ご近所の方、卒園児さん、どなたでも歓迎いたします。