出張

ふあん

11時過ぎに園を出発。

敦賀駅では新幹線の工事。 会議場は愛知県庁+名古屋市庁舎の近く。 名古屋は3時間で別の国に来たかのような、活気のある場所です。

12時48分の「しらさぎ」で米原経由で名古屋に。 和光が加盟する全国私立保育園連盟の東海・北陸ブロック会議に石川県私立保育園連盟から出席。 来年度の重点活動方針などを話し、10月に予定されている(と言われている)幼児教育無償化に向けての国の方針などについて意見交換と情報収集。 政治色が強い背景が懸念されます。 「こどもの最善の利益」という福祉の理念から、私なりに無償化を再考するきっかけとなる会議でした。

懇親会で途中離席の挨拶をして、名古屋駅へ。 車ではなく、電車で今回出張した理由は、週末買った本を読みたかったから。 長い1日を思い浮かべ、考え方次第だな、と思います。どうなるかわからない、予想もつかない将来を案じて「不安でいること」が最善策であること、を捨て今を自分らしく、楽しく生きればいい、という本でした。「不安が糧」ってなんだか精神論ぽくって、自分にも合わないな、と思います。 こどもたちは、毎日を楽しく、毎日を自分らしく生きています。 こともたちが、私の年齢(還暦)を迎える頃には、今と随分違うテクノロジーが生活、医療、を変えているだろうし、同僚や部下がロボットってこともあるだろうし。 だから、今から将来に向けて知識面で準備をするより、正直に人らしく生きることを身につける毎日が、こどもたちには大切なんだろうな、と思いながら帰途についています。