発育

そうそう

今年度に入って最初の「水泳教室」

青Bクラスは、青Aクラスだった時の夏の2カ月はプール通いをしたので、バスに乗ってプールに出かけること記憶に残っており、楽しみだった様子。 バスが来ると、しっかりとした足取りでバスに乗り込んで、自分でシートベルトして「えんちょうせんせい、いってきます」、となります。

今年度初めてのクラスで、お着換えや事前のシャワーなどの見通しなどを復習したこともあり、水をバシャバシャしたのは10分程度でした。 帰ってきて、お腹空かせて昼食をとったところで、「プールどうだった?」と聞くと、「うん楽しかった」と一人が話すと周りが「そうそう」。  何気ない短い会話ですが、とても大切。 同じ経験をして、目に映った光景が頭に残っていて、それで「そうそう」という言葉になるわけで、共感力がしっかり習得された証。 自分に心があって、他人にも心があって、と気づくのは保育所保育指針によると「おおむね3歳」から。 指針の解説書では、「自分のことを「わたし」「ぼく」と言うようになるほど自我が成長するにつれて自分についての認識と同時に、家族、友達、先生などのと関係が分かり始めます・・・。 他人を認識し、自分と違う考えをしても、それを受け入れたり、反対する力は、「おおむね4歳」と指針にあります。 育ちの順序には”飛び級”はありません。 それを追っていく形で子供たちの様子、言葉使い、遊びを観察し、記録に残すことを和光では「ポートフォリオ」つくりと位置付けて取り組んでいます。