手狭になった園舎を拡張する際に、そこで「どんな保育をするんだ?」と自問自答し、職員と話、お世話になっている方々にご意見をお伺いし、今の「まなびのアトリエ」が完成。
手狭なところが、広くなって、やっていること(保育・教育の中身)が変わらなければ、ただ単に、6畳間から10畳間に引っ越しただけで、間延びした保育だな、と思い。 国内外の園見学で温めてきた「アトリエ」の”箱”が完成したわけです。 しかるに、10畳間の中身は? を建設途中から、研修先で見てきた「これだ!=Eureka」をレッジョ・エミリアのアプローチで編み込んでゆくことが、ここ1年の和光の活動です。出張や研修が多いのも、そのため。
何も「まなびのアトリエ」の建物の中での活動ではなく、園ロビーで受ける印象創り、保育・教育の一環としての自然を愛する心の醸成など。 ロビーの手洗いのお花からスタートし、美しいもの、生きているを感じてもらえる園、持続可能でないもの(=プラスチックや使い捨ての保育用品・事務用品)を減らす活動など。
近頃は、「ひまわり」が園庭で存在感を増しています。何気ない景色ですが、子どもたちも大人も、思わず”ニコニコ”するお花ですね。