出張

しっぱい

今週も、たくさんの人と出会い、会話し、学んだ充実した一週間でした。

4日(水)の午後に神戸大学大学院人間発達環境学研究科でのシンポジウム。 保育の環境の分析理論。 大学生・院生、幼稚園・保育園、たくさんの大学の教授陣と多彩な参加者。 シンポジウム後の懇親会ですこし立ち話。

「30か所の幼稚園、保育園の発表会のビデオを分析した。 セリフを忘れたときのこどもの反応に園の保育・教育スタイルの差がでる。」という話。

セリフを忘れたときに・・・

1) 「友達が、「チェッ」とまゆをひそめて、セリフを忘れた子を目で攻める」

2) 「友達が、小声で、セリフを教えてあげる」

3) 「本人が、先生の方を向いて、”どうしよう、ごめんなさい”という仕草をし、先生に助け・指示を求める」

4) 「先生が”なんでここで失敗するの!だめじゃないの”という仕草をみせ、焦りながらその場を取り繕う」

これから、運動会や表現会の季節が始まります。 理想は2)ですよね。 さて、親としての自分は、我が子がセリフを忘れたとき、或いは、お友達がセリフを忘れたときに、我が子にどんな反応を示してほしいですか? 担任の先生にどんな反応を示してほしいでしょうか? データ分析に基づく保育理論の話、5分程度でしたが、深い話でした。