野々市市総務部から、今年もリサイクルの出前講座。参加は、青B,Cクラス。
カフェテリアに集まったみんなに、「リサイクルってなに?」と最初に私が聞くと「大切にすること」とうれしい答え。 家で、モノの大切さを日頃から話しているのでしょう。 ものつくりには、材料はもとより、人の考え、手間、運搬、販売にかかる人の時間と汗があります。 大切におもちゃを扱う、本を扱う、友達と共有する、分別方法を学習するまえに、そんな心がそもそも大切。
次に、でてしまった廃棄物は仕分けして、再利用しやすくする、エチケット。 私も、家庭では厳格に守りますが、職場ではなんでも一緒くたです。 紙とそれ以外くらいは分けて廃棄するようにします。
そして、そもそも買わないようにする、はペットボトル飲料。 選択しがあるなら、ビンかカンの製品にしています。
園にはまだまだ、たくさんのプラスチック製品があります。 衛生管理の必要があり、口にはいるもの、頻繁に消毒するおもちゃは、プラスチック製になります。 また、木製では成立しない造形あそびには、レゴとLa-Qを使っています。 それ以外は、木製が基本。 置き換えは、続けてゆきます。
カフェテリアから外に目を向けると、園庭でいろいろな遊びが展開されていました。 青B,Cがカフェテリアなので、青A,と黄色組の独占状態。 ロビーには、外を満喫しお散歩から帰った赤組。 ブドウの形をしたプラスチック容器に砂をいれて、「ブドウです」と差し出す黄色組の園児の笑顔。 プラスチックと自然、人工と天然は切り離せない一例。
プラスチックは生活の一部です。 なくては日常生活が成り立たない。 遊びにも欠かせません。 ただ、使い終わり”ごみ”となるときに、どう気を使うか、幼い時からのそんな習慣づけが今日のリサイクル出前講座の目的だと思いました。