子育て支援センター

園の好きな子 嫌いな子

新学期が始まり、3週間ぐらいでしょうか。子どもさんはどんな様子ですか?

園が好きだということは、子どもがどういうことが育っていなければならないかということを考えてみます。

まず、子どもが親離れをした状態で「安心」して振るまうことができなければなりません。

自分の周囲の人々や世界を信頼する力は、お母さんを信頼することではじめて身につくものです。そして園の先生と仲間の世界に、自信をもって安心して入っていくことができるのです。

園の仲間の中に入っていくことは、園の先生や仲間たちに、自分が愛され受け入れられるものだという、基本的な安心感とか自信のようなものが必要ですが、

この自信はお母さんの愛を、子ども自身の望んだやりかたで、充分に体験することで育っていきます。

できることなら、お母さんも家族も、園の先生や友達もみんな好きな子どもにしたいものですね。

幼稚園や保育園が好きであるということは、それらがみんな好きだということですし、周囲の人々や世界を信じて、自信や意欲に満ちて、感情が生き生きとしていることを意味しています。

友達と遊びながら時間を過ごすことに楽しみを感じるようになると、子どもの自主性や自立心は急速に成長します。