私の「短気、慌て者、おっちょこちょい」は絶対に親譲りだとおもいます。
段取りのペースが合わない人との行動は苦痛、ってくらいです。 ゴルフ場で前が詰まると、”ムッ”とくるるし、後が迫ってくると、同僚に”はやくしてよ”、と内心思います。
そして「早くして」と言われることも嫌いです。 自分のペースが一番だ!と考えているから。 しかし、本当は遅刻しそうになった時などは心の中では反省します。 つまり、こどものまま、ということになります。
なので、園で先生が「いそいで、まにあわないよ」とか「はやくして」という言葉かけを園児にすると、自分に言われているようでムッときます。 急いで、間に合わないよ、は大人の都合。 間に合わなくったって、新幹線に乗り遅れたり、飛行機の出発時間を遅らせて他の乗客の方に迷惑をかけるわけでもない・・・。
今朝は、青Cクラスがみんな、自分で自分に”いそいで、いそいで”と言っている風に、外履きに履き替えて、園庭にダッシュ(古い言葉ですね)。 昨晩からの晴天で放射冷却で今朝の気温は0度(32度)。 園庭の水たまりに氷が張っており、それを最初に見つけた友達が、氷遊びを始めたのを見つけると、外履き置き場に走ってゆき、かかとも入っていないのに、園庭に飛び出してゆきます。
自分の好きなこと、関心があること、ワクワクすることを前にすると、”はやく”って言われなくても、自分で俊敏な行動を起こします。 ということは、のんびりしていて先生に「はやく」って言われるときは、その次の活動や遊びがそんなに面白くもない、という判断しているから。 つまるところ「はやくして」っていっても「おもしろくないもん」「こっちのほうがおもしろい」って気持ちの表れかもしれませんね。 面白くってワクワクする気持ちが沸けば、自然と行動が早くなる、ってことでしょうか。 大人の巧みな仕掛け、楽しそうな声掛け、こちらが実は解決策かもしれませんね。