園の日常

じぶんたちで

気温が低め、と感じるのは温度計を見ているから。

デジタルに比較対象があると、数字同志を比べてしまいがちですね。 肌感覚、っていうのも時には大切で、着るものはそれぞれの体感温度で違うだろうし。 とか、つまんないことを考えていると、園庭ではみんな思い思いの遊びの最中。

鼻水を吹きにティッシュペーパーのところまできた青クラスの二人。 手には、お砂場道具があり「せんせ、きれいにしてるんだ」と、砂がきれいに落とされたカエルの型を見せてくれました。 ”どれどれ”とシャワーのあたりに行くと、たらいに水をはって、そこで友達が次々と運び込む、砂だらけのおもちゃをせっせと洗っています。

「お湯も出るけど・・・」と爺心でお湯を足してあげようか、と思いましたが、みんな平気な顔をして水のたらいに両手を入れてお砂場道具を洗い、「きれいになった」(まだ、すこし砂・泥は残っているけど)といって人工芝の上に慣れべて、次の作業、つまり”乾かし”の段取りです。 家で台所の食器洗いや、お風呂場でのことを思い出しながら、お母さん、お父さんになった気分で、遊んでいるようでした。

夕方、新一年生が制服とランドセルを見せに来てくれました。 入学式の8日は東京出張で、年に一度しかない大切なイベントを欠席したので、きょうの夕方に2人の姿が見れたのは嬉しかったです。 と、言うわけで事務の山をこなしながらも、人間らしい時間を持つことができた一日でした。