先週から、保育実習生が和光でいろんな経験を積んでいます。
私も社会人になった40年前は、自動車の製造現場でドアやボンネットや細々としたプレス部品を2カ月実習。 その後は、高島平駅そばで車の販売を18カ月。 社会人になる前には、大学の事務のアルバイトを4年間。 それぞれ、想い出深いです。 最初の2週間ぐらいは見よう見まね。 ある壁を破ると、応用編へとステップアップ(やってる本人はそんなに客観的に自分の居場所が分かっているわけではないですが)。 「コツ」をつかみ、自分で「加工」することろまで来るのが辛抱ですが、その先の視界は広いです。
和光は午前中は自由遊びが中心なので、小さいグループや一人ひとりの子どもたちを相手に「実習」が続き、今日は「秋の葉っぱ」の図鑑絵本を青組に読んでみた。 好奇心いっぱいの和光っ子だけあって、「それしっとる」「そうや!」などの容赦ない相槌とも声援ともとれる反応。 その反応を今度は学生が読みながら、話のペースや子どもたちが好きなポイントを”つかみ”、いかしてストーリーは続く・・・。 自分の実習の頃を思い出し、学生の心の動きを観察しました。 さすが現代っ子(とは、もう言わない?)、”つかみ”はうまかった。 どんどん、読んで、読んで、いい保育教諭になると確信しました。