7月16日、日曜保育御利用のご家庭には休園のご協力をいただき40名の職員が一堂に会し、園内全体研修会を行いました。
まず理事長から、多くの園児さんがご利用の自園としてのリスク管理(食中毒・アレルギー等の健康被害、園児の失踪・不法侵入者による障害、園児に対する職員の暴言・暴力 等)についてと
就業規則についての話がありました。リスク管理については、1人1人のお子さんを、登園してきたままの姿で降園させてあげる事の重要性を改めて感じ、身の引き締まる思いでした。
その後は、「子ども同士をつなぐ環境構成と保育者の関わり」について各クラスごとの発表です。
0歳児さんであっても、「子ども同士の関わり」は子ども達の成長に大きな影響を与えます。
「子ども同士が関わる力」はこども達がもともと持っている力ですが、そこに保育者が関わり方のモデルとなったり子ども同士が関わりを持てる環境設定をする事はとても大切な事だと考えています。それを意識する事で、お友達と関わる事が苦手だった子が徐々に関われるようになったと言う実践報告もあり、先生達の工夫と頑張りに感謝です。
また、厨房さんからは「安全な給食提供のために共有したい事」看護師さんからは「誤飲・窒息予防」と「緊急時の対応について」の話があり全職員で周知する良い機会となりました。
後半は、各クラスに分かれてクラスの職員同士で子どもの関わり方についてすり合わせたり環境設定の見直しをしました。
日頃困っている事や迷っている事をクラスの先生達と共有し話し合う事は、問題解決の糸口が見えたり、保育がより意欲的な方向へ向かう事につながります。
先生達の意欲が子ども達の育ちに繋がると言う観点において、今後も積極的に園内研修の場を設けていきたいと思います。