「イベント」というと楽しそうですが、「行事」というと仕事っぽくなり「苦労」の二文字がチラツキます。
行事中心の保育は、ただ慌ただしいく一年を廻し、作り物で、見せ物で、子供たちのためになってるのか、大人の満足じゃないのか、とか考える事が多いです。ただ、行事を「利用」して普段以上の学びや経験がつめれば、そしてそれが子供たちの向上心や達成感、連帯意識につながるように持って行けば、「苦労」は「プロセス体験」に変わるわけです。
敬老の日の15日(月・祝)に市の敬老イベント(楽しそうですね)に青Cクラスが「よさこい」を2曲披露します。その練習を、当日の舞台であるフォルテ大ホールで昨日行い、今朝は青組スペースを最大にして最後の通し練習を行いました。踊りはもう身に付いています。後は、立ち座りのタイミングの取り方であったり、列の入れ替わりのぎこちなさを修正するのみ。自信を持つ事、楽しむ事、これが処方箋。
「よさこい」の後は、せっかく広いスペースを作ったので、20日の運動会の通し練習を黄色組から。
午前はいつになく、一人一人の選択活動でなく、一斉活動だったので、午後のおやつ後の園庭遊びはとてもはじけています。そして、芝生の端っこをめくっての、虫探しに熱中。あっという間に、お迎えの時間。選択と一斉、バランスよく流れた一日でした。
そうそう、私は1時半から県庁1105会議室で行われた、「子ども・子育て支援新システム」の事務手続き説明会へ。研修や、説明会は最前列に座ります。一番良く聞こえ、説明者の表情も読めるし、私にとっての特等席は、一般的に一番人気のない席なので、遅く行っても空いてるのも良いですね。説明会では現行法との矛盾について質問しました。幼保連携型認定こども園では、園舎が準耐火構造の場合、0−1歳児は1階で保育しなければならない、とう説明。現に保育園として3年半前に認可を受けている当園(準耐火構造)では、開園以来0−1歳(赤組)はずっと2階(保育室に加え、発達に合ったトイレの種類、調乳室、洗濯室なども含めて)であり、これは保育園の建築基準法、保育園としての決まりを定めた「最低基準」に合致しており、その合理性自体を否定するものだ、という指摘をしました。ま、何かの勘違いだと思います。説明しながら、気付かないのものかな、と思いますが、後日回答をもらう事になりました。幼保連携型認定こども園へ移行する為の申請事務手続きは膨大な資料作成が必要である事が、予想はしていたものの、確認できました。10月は書類作り月間になりそう。それも、一つの行事ですから。そして、これはそんなに何回も経験する事務作業ではないですし。一生の想い出、のつもりで。