春先から案を練っていた「災害復旧センター」が到着した。
3年半前の、つまり第二保育園開園直前の、東日本大震災。今でもテレビで流れる津波の映像を想い出す方も多いと思います。また、東京では公共交通機関が利用できず、徒歩で帰宅した方も大勢いました。
そんな中で、園児は大変な思いをしました。園のバスのまま津波に、お迎えの保護者の車で津波に。帰宅困難の保護者は園への電話が通じず、お迎えについて園と連絡ができなかった、と聞きました。
横浜の保育園では、停電でパソコンが使えなくなった後も、園長のタブレットでツイッターで保護者に園児の様子を伝え、大いに安心感を与えた、と園見学の際に聞きました災害はいつ起るか?今年も、広島の土砂崩れ、御嶽山の噴火。
180人の園児、30名の職員の安全を守り、災害に備えるのが園の役目。ひとつで全てをカバーすることはできませんが、保護者との連絡といったインフラを確保し、災害時に園での園児の安否が確認できるように、と「災害復旧センター」をいろんな方の知恵を借りながら、本日設置しました。
「使いこなす」にはいろんな場面を想定したシュミレーション、訓練が必要です。これから、一つ一つ訓練経験を重ねて、”使える”施設にします。もちろん、普段は園児達の隠れ家やごっこごっこの拠点にもなりますよ。