10時少し前のサンダーバードで大阪へ。
金沢駅から電車に乗るのは10年位前に出張で金沢に来て、次の商談が京都だった、という時以来。しかも、東方面に向かう新幹線ではなく、西方面の大阪行きのために駅に来るのも変わっていていいかも。30分ほど余裕があったので、百番街へ。すごいことになっている。ここが金沢?が正直な印象。ま、品物は金沢で良く見かけるブランドなのでそうですが、什器だけ見るとすごい。人の流れもすごい。(帰りは、ここで美味しいもの買って、自宅で食べようと思っていたら、帰りの列車が着いた8:15には全て閉店してました!残念、早すぎる。そうだ、ここは金沢)。
前職では大阪に支社があったので、週の半分は大阪生活でした。なので、ある程度土地勘はありますが、梅田駅・大阪駅周辺は大きく変わっていて、すごい、というしかない。やりすぎ、という言い方もあるかも。巨大人工都市。京都駅に大きなホテル・デパートができた20年ぐらい前も随分驚きましたが、これがクアンサイテーストなのかも。それで、エスカレーターも右側がそのままの人の列です。なんだか違和感あるな、と左に立って、おっと思い出して、右に並び替えました。
2時から世界幼児教育機構日本委員会の総会。和光会が会員になっている幼児教育団体の一つです。活動報告、来年度の事業計画と各予算の報告、提案、承認。
3時から新潟大学の世取山教授(”土井上”という3文字苗字が霞むほどのインパクトですな)による「乳幼児にとって、子供の権利、赤ちゃんの意見表明件ってなに?」と題する基調講演。この講演の報告書を1200字にまとめて、世界幼児教育機構の会報誌に掲載する依頼を受けたので(それも、総会の受付の人からニコニコ顔で突然に)、MacbookAirでメモをとりながら、拝聴。
権利とは合理的な判断ができる人(18歳以上)が持つものであり、子供の権利って???という法学者(ハーバード留学中に言われたそうな)の一言に発奮して研究を続けている教授です。日本も国として20年前に批准している国連の「こどもの権利条約」(解説絵本がカフェテリアの貸し出しコーナーにあります)の解説。つまり、乳幼児は主体性を持って生まれており、それを育むことが教育・保育の基礎である、なので、18歳以下で合理的判断ができない乳幼児にも権利はある、とう話。いつか、ちゃんとレポートします。
17:42のサンダーバードで「終点 金沢」のアナウンスに、そっか、と思いながら席を探す。11番ホームには2カ所しか売店がない。車内販売(特に好きではないですが)もない。出発の10分前にホームに上がりましたが、この時点で遠くに見える売店に行く気力はない。しかし、つめたいアレを飲みたいと思い近い方のkioskに行くが、長蛇の列。これではアレを買って、売店から6号車も離れている自分の車両に戻るのは無理。一度手にとったつめたいアレを冷蔵庫に戻して、シブシブ自分の乗る車両に。朝はまだ横揺れ縦揺れ車両の騒音にもメゲないで仕事&メールしましたが、帰りは無理、特に揺れが。それでiTunesをお供に帰路へ。そして、楽しみにしていたお店は既に閉店のダブルショックでタクシー乗り場まで。
有意義な日曜。火曜日で青組Cさんともお別れ。現実逃避したい気分です。なので、明日はそうします。そして31日を迎えるわけです。しくしく。