保育教本を読んでいたら、「人間」は「人」との「間」で育つ、と書いてあった。
すこし説教臭いな、と思いながらも子どものころから、人生の終わりまで絶え間なく、この人と人の間での生活は続くし、そうでないと孤独です。よっぽど根性を決めて、その選択をしない限り、一人ぼっちを好んで毎日を送るのはつらいと思う。
赤組のお出かけでは、靴下をはかせてもらったり、たすけてもらったり、自分ではいたり。保育教諭の様子を見て、自分で「よいしょ」とあれこれ工夫しながら靴下をはく。観察して、再現して、体得する、これも一生もの。いろんな様子を見る、それが園ですね。