赤組のお散歩の準備は、はやる気持ちを抑えながらも、早く外に出たい、まごまごしていても置いて行かれないのだけど、おいて行かれると思うのか、とにかくロビーは大賑わいになります。
赤組にはお誕生日を迎えて2歳になった園児もいますが、年齢には関係なく、見よう見まねでいろいろ試すうちに、できちゃうんですね、いろんなことが。
まずは、一つに丸くまとまった靴下を外履きから出して、片足づついろいろ試しながら履き、次は50%の確率で左右の正解が命中する靴を履き、「あっとる?」という眼差しで50%の確率を確認してもらいます。
ここまでくると、靴はすんなり、あるいは少々の試行錯誤で履くことができ、そうするとお散歩クルマに早く乗せろ、いや自分は歩くんだ、という意思表示も始まり、とにかくできることがうれしくてしょうがない様子です。私も含めて、介助はするけど、はかせてあげることはしません。友達の様子を見ながら、真似する、うまくいく、うまくいかない、が一番の上達方法です。これは、学校に行っても、あるいは会社に入っても同じ。スポーツも同じですね、芸術も。「できた!」という満足げな顔を見るほど、うれしいことはないですね。