出張

しどう

昨日に引き続き、河田町にて全国認定こども園協会の園長・副園長研修です。

東京は晴れ。宿の窓は横浜方面。羽田への発着が見えます。連休初日、私は自分の足りないところを補い、教えを乞い、同業者とのコミュニケーションの2日目です。

「幼保連携型認定こども園における指導は、園生活全体を通して園児の発達の実情を把握して園児一人一人の特性や発達の課題を捉え、園児の行動や発見、努力、工夫、感動などを温かく受け止めて認めたり、共感したり、励ましたりして心を通わせ、園生活の流れや発達などに即した具体的なねらいや内容にふさわしい環境をつくり出し、園児の展開する活動に対する必要な助言、指示、承認、共感、励ましなどが含まれる」と、幼保連携型認定こども園教育保育要領に書かれています。「指導」というと一方的なイメージですが、幼保連携型認定こども園の定義は随分、こども本位で前向きです。これなら、「指導」という言葉は好かれると思うし、私も受けたいと思うわけです。ゴルフの指導とかも含めて。

この解説は、非常に大切で、「見守る保育」の基礎となる。「見守る=見てるだけ」、「見守る=反応してあげない」が横行するようでは、園児の自尊心は育たないし、そもそも楽しくない。園児も、職員も。「先回りしてお世話してあげることはしない、こども同士の学び合いをお膳立てする」という文脈での”見守る”、という姿勢と”愛着形成”(共感して一緒に喜んだり、心を通わせ、信頼関係の絆を太くすること)は、園児の育ちや、その場の感情を読み取り、プロである保育者が使い分ける、これが正しい「見守る保育」とズバリの解説を受けました。 あーすっきりした。

園内研修、園外研修。指導を受け、学ぶのはどんなベテランでも、どんな地位の人でも等しく大切です。

午後4時過ぎに2日間の研修は終わり、急いで羽田に向かいました。このブログを書いている場所でも研修は行われています。私の娘よりずっと若い、キラキラ目を輝かせた新人の研修です。前向きな「指導」を受けているようです。

L1020445 L1020446 L1020447 L1020450