園の日常

おりる

今年は例年より2か月ほど早く、次年度の保育園・子ども園さがしが始まっていることを実感します。

6月中頃から園見学希望のお電話、メールをいただくようになり、来年4月の入園に向けての情報収集と見学をされている様子。

園見学は副園長の仕事。 できるだけ、丁寧にはっきりとお伝えし、質問などをお聞きするように心がけるのですが、終わってみれば”いつもの副園長”。 早口で、自分の言いたいことしか言わず・・・で、反省しきり。

園の案内をする際に、まず0-1歳児が1階ではなく、2階であることを伝える際に、「高いところから見下ろしたり、下から見上げたり、遠近感を養うんです」と乳幼児発育のセミナーで聞いた話をします。 私は高所恐怖症なのは、実家の階段が急で、いつも落ちたらどうしよう、怖いなーと思っていたからで、階段から落ちる場面が夢で出てくることも。 園の階段は、「何メートルで何センチ下がる」という国の基準(詳しくは知りませんが)に従って作られているので、どの保育園でも同じ歩幅になります。 なので園の階段は実家ほど急ではないので安心。 4月はまだ、お尻から降りていた赤組も近頃は余裕で階段を下りてきて、私に手を振ったり、ニコニコ顔で”みてみて”をします。 だれもが、経験あると思いますが、できるとうれしい、見てほしい、ですよね。

3時過ぎに、学童クラブ和光へ。 今日は、金沢工業大学の田中先生のクラス。 大学生が宿題を一緒に考えているよこで、おやつを食べたり、私を見つけて私に駆け上ってきたり。隣の教室で図鑑を3人であれこれ言いながら眺めていたり、と様々な活動。 この後、田中先生の数字の概念のクラスが始まるわけです。 田中先生にお会いした理由は、先週のソウルの学会でみた、おもちゃについて意見を頂くため。 このおもちゃ、高低差でモノが動き、速さが変わる、エネルギーの基本を実体験する仕掛け。重力、摩擦、いろんな要因があり、スムースに動いたり、早く動いたり。 高いところから、ひくいところまでモノが動く、これを”あれこれ”体感しているとの場数で創意工夫やトライ&エラーが自然に身に付き、”またやってみたい”という心が芽生えるきっかけになるわけです。 と、いうわけで田中先生にも相談したので、今年の予算をと相談しながら、取り寄せることにしました。 お楽しみに!

IMG_0158 IMG_0161