会議・勉強

できた

9時に金沢市内のホテルロビーで石川県保育士会の研修講師で当地にお越しになっている同志社女子大の教授と保育環境分析の相談と、レッジョ・エミリアアプローチを和光で導入する計画についてアドバイスをいただきました。 現場主義の学者、ストレートなアドバイスされる頼りになる先生です。11月末に神戸で開催される国際幼児学会の運営ボランテイァで恩返しをしたいと思います。

園に戻り、月末の事務をサクサク。5時から、国際ホテルで野々市市内の企業経営者向けの研修会に参加。

脳の仕組みから考える、人間の行動とその結果の関連性について。 つまり、「できる」と思えば、できる、ということ。 すごくシンプルなことですが、潜在意識の中の失敗経験がどうしても邪魔をする。これには、「できるんだ」言葉に出して、行動を起こすと考える、イメージするよりも実現する。

嬉しい、たのしい、幸せだ、大好き、ついている、ガンバる、ありがとう、感謝しています、

大変だ、無理だ、難しい、出来ない、最悪だ、どうせ無理

この2つの正反対の言葉たち、前者を常に使う組織は強い。

保育の現場でも、研修の場でも、だれもが「否定語は使わない」と習うが、

走らない、早くして、だめよ、 が飛び交う現実がある。

「できた」「たのしかった」「またやってみたい」というポジティブな循環が起こることが、楽しい思い出の蓄積を潜在意識に蓄え、何事も「まず、やってみよう」の姿勢につながる。和光では、これが目標であり、方法としています。

先ほど、EテレのTEDでゴア元副大統領を観た。ケネディ大統領が「10年以内に人を月に降り立ち、安全に地球に戻ってくる」と宣言した8年3月後にアームストロング船長が月面に人類の第一歩を印した。その時の、NASAの管制室の平均年齢が26歳。ケネディ大統領の演説を聞いた時は、18歳だった。この18歳が8年でガムシャラに研究開発した結果がアームストロング船長の第一歩。 共通の目標があれば、できるという気持ちを共有する友がいれば、限界は遠のく、という夕方の講演会の話を思い出しながら、ゴア元副大統領の熱いTEDプレゼンを聞きました。

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