レッジョ・エミリア

ぶんか

9時にバスでアンデルセン幼児学校を訪問。3−5歳児までの幼稚園で、敷地内に効率の乳児院があり園庭は共有。

各クラスは26人で年齢別のクラス以外に、アトリエ、音楽室、光の部屋などうまくレイアウトされている。 自然の素材(落ち葉、松ぼっくり、枝など)と工業製品の余り物(ボルトや針金など)、家やリサイクルセンターから掘り出してきたもので素材だなはいっぱい。 OHPとプロジェクターで作品を光らせたり、プロジェクト内容を動画と静止画で壁に移したり、とレッジョ・エミリアに特徴的な光の使い方の小さいものからスケールの大きいものまでを観察、 写真撮影が厳禁なので、ノートにメモとったり、写真集を買ったりと、手間がかかります、どれだけ写真を撮らせていただければ、仕事に役立つか、と思う。 しかし、移民問題などでプライバシーのリスクが日本に比べて威嚇にならないほど慎重になっている、ということも体感しあした。

午後は、活動を園の外に移して、子供たちが街の中で撮りためた写真(コンデジを渡しています、パソコンに説くこんで、自由にストーリーをつくっています、5歳児が)

ランチ後は親、地域をも巻き込んだ市レベルでのイベントにレッジョ・エミリア学校が参加し、子供たちの芸術をロゴにしたり、といった実例の紹介。「百万石祭は誰が主体か?」とすこい遠いなしが30分ほど続きました。園児が街に出かけて行って素材を探し、それを写真やビデオで記録して、みんなの前に映し出すプロジェクトで、プロジェクトはとちゅの発見や失敗で通り道したり、「ジャンプしたり」  3時間のビデオ講義は少し長かった、年取ると気が短くなるようでうすが、まさに”それ”だとおいもいますl

5時にディア幼児学校へ。地震被害対策を隈研吾さんで補強案を組む工事がおわた他ばかりの様子、 素材がホランティアによって爪細ければならない。実施に園児がいなかったので、「美しいー 整理整頓され大切に扱わせる素材」のプロジェクトの中心的考え方。

2節ともに園児数の割に、大きな声もなく、自分の興味にまかせて素材選び場から最良を仕入れてきてビデオ撮影が始まる。iPadではなく、コンデジが自由に使え、写真加工用にPCとマックが使い放題。

もっとアナログで、素材を大切にするのがレッジョ・エミリアと思っていましたが、どうやらこのあたりはデジタルでなければできないことは、デジタルを使いこなして、目指す方向に進む方が前向きだ、ととる。その過程で出た「独り言」「鼻歌」などと作品説明を、いつ、どんな場面で発し、それをどう記録に残したか、とこが目的。

6時半に研修終了書をいただき、帰途へ。最後に東京大学の教授が「レッジョ・エミリアは子供の言葉を聞くことが大切だ」と誤解していた。3回目の今回の研修でそれが「聞いて、それに応えてあげる」ことが現場で起こっていることです、と話しました。 その通りだと思います。 見守りも、”見て””守る”とう対応をすすわけです、これがなければ、見ていない、見ている振りのほったらかし”になる。 大人目線と園児目線が握手しないと、幼児教育にはならない、

これで、3日間の研修はおしまい。今年中にコンセプトをまとめて、設計してもらわないと・・・。  明日は、朝7時にホテル出発、ボローニアからパリ経由成田。 成田から羽田はバスで、夕方の便で小松着。

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