園の日常

つぶやき

お正月も3連休も終わり、小学校も3学期が始まり、いよいよ平成29年が本格的に始動した、っていうのは大人の都合。

もともと、一瞬一瞬の連続である時間の概念に名前も理由なんていついていない。 なので、園児も同じ。 ただ、クリスマスやお正月という特別雰囲気のある時間が続いたときは、それはよく心に残るようで、黄色組ともなるといろいろ話してくれます。

11時半ごろ、赤組訪問。 赤Aクラスはランチ、BとCは自由遊びの時間で、それぞれの興味や遊んでいるおもちゃを見ながら、楽しく遊んでいるか、などを観察しています。 赤Cクラスでは、ゆーくんとこうくんが、自分で便器に座って”その時”を待っていたり、そのあとは器用に、紙パンツを膝まで履いて、そのままズボンに足を通して、一気に紙パンツとズボンをはいたり、とそれぞれの工夫が見られます。”段取り力”ってこのころからついてくるのでしょうか。 1月入園の赤組は4名。 慣らし保育の終盤で、赤Aクラスがランチの時に、お迎えにお母さんがきます。そうすると、ランチを食べる手がとまり、ママが恋しくなります。 みおんちゃんは、”ままー、ままー”と涙があふれてきています。”ままがだいすきなんだね”と背中をなでながら、声をかけると”ぱぱ”と返事。”パパもママもだいすきなんだね”というとうなずいて、泣き止む。”じいちゃんもすきなんだよね”というと”じいちゃんすき”と。じゃ、”ぱぱとままとじいちゃんとばあちゃんがすきなんだね”というとニッコリ。 背中をさするのをやめても、涙はもう止まったので、”じゃ、せんせおしごとにいくね”というと、またニコリ。 顔の表情でつぶやきが聞こえる。

青組Aクラスがおやつから戻ってくるときに、きーかちゃんが「いちご、ぜんぶたべれた」と報告に来てくれました。「私も食べた」と友達も一緒に報告してくれます。「どんな味だった?」と聞くと、「わからん!」と言って部屋に戻ります。 黄色組では、ままごととパズル。だんだん、友達との関り遊びが増えてきました。 遊びこめると、こどもたちは落ち着く。 あれこれ言われると、飛び出す子もでてくる。 大人の世界も同じですよね。

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