保育や幼児教育の本を読むと、「一人一人の違いを尊重し、一人一人にあった保育をしましょう」と必ずと言っていいほど書かれている。
子供だけが一人一人違うのではなく、大人だって、一人一人違う。 今日の朝刊に「成人の発達障害」についてのコラムがありました。 先天的な特徴は一生ついてくるもの。私も、高所が極端に苦手。 ラリルレロの発音ができない。 せっかちであり、おこりっぽい。 順序が乱れると心が乱れる。 予想外の展開はまず、”むっ”とくる。 内向的であり、外交的な部分は作り物だ・・・とか変わったところをあげるとキリがない。 ものが覚えられない、数字の概念が欠落している、など先天的な理由からくる特徴は様々で、社会に出て、それが「怠けている」「頭が良くない」などに分類されて、人付き合いがもっと苦手になったりする。 本人の希望や意思とは違い、そんな振る舞いをして、社会に居ずらくなる社会人の理解を深め、誤解を解き、社会で活躍してもらう人材に導く、そんな記事でした。
園では、一人一人を大切にしつつ、社会性(団体行動やチームワーク)を育てる工夫をしています。 意図、狙をもった遊びや日課を通して。 お散歩にもテーマがあり、縄跳びにも理由がある。 それぞれの分野の知識を深める、そんな研修も続いています。
午後は、保護者の方と、一人一人の違い、先天的な困難など、いろいろ深く話し、新しい知識を得ることができました。 また、増築計画もよりスケジュールも見えてきました。 エネルギーを感じる1日でした。