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はたらきかた

昨日より、宅配業者の「働き方改革」について報道を耳にし、記事を目にする。

宅配荷物の取り扱いがネットショッピング増加につれて増え、荷物の取り扱い量が増え、さらに運転手不足、不在による再配達の手間などにより、これまで通りのサービスを提供できなくなった。 特に、昼休みも取れず、働きぱなし、で運転手が疲弊している現実から、経営者として不在の確率が高い昼間時間の時間指定、長時間労働のもととなる、遅い時間帯の時間指定を取りやめる、というもの。 拍手です。 もちろん、便利に利用している消費者の立場からすれば、「これまで便利だったのが、不便になる」「楽しみが減る」「不便になる」という反論が多いと思いますが、同じ労働者としてみれば、休みも取れない職場は働くに値しない職場とも考えます。

英語の”247”は日本語の”365日”とニュアンスが近い。 サービスの差別化として247を実施しても、働く人、その家族を不幸にする、機械に置き換える(=人のすることではない)ことができなければ、そのサービスをやめる、あるいは結局続かない。

今回の報道はこれまでタブーであった、働き方と顧客利便性を比べ、前者を勝者とする日本では画期的な動きだと、注視したい。人間らしさを教える幼児教育の現場では殊更に。

http://www.sankei.com/economy/news/170228/ecn1702280043-n1.html