発育

こせい

たくさんのこどもたちに接していると、それぞれの個性が見えてきて勉強になる。

いろんな能力、知識を獲得する就学前の時期、個性も形成されるようだ。 興味のあること、洋服の趣味、遊びながら作るもの、身体の動かす器用さ、などなど。

ゆうたくんは、いろんなことを私に教えてくれる。 「せんせ、あそこにこんなものあった」「そうじゃなくて、これだよ」と教えてくれる。 まこちゃんは、とにかくメカが好きで、園長室で電動工具を使って家具を組み立てていると、手伝いをしてくれる。工具のスイッチが分からないので、あれこれボタンを押したり、工具を持つ私の指をはねのけて、自分の探している答えを見つけるまであきらめない。 教えてあげると、さすがにスイッチを押すのは危険だと察して、それ以上のことは求めないで、「はい、せんせ」といって一緒に持っていた工具から自ら手を放して、ママの方に帰ってゆく。途中、少し寄り道しましたが。

仕事柄、いろんな経営者に会ってきたし、新聞や雑誌で記事を読むのが好きです。 朝刊の「私の履歴書」は毎日楽しみにしているコラム。 個性は批判の対象ではなく、称賛の対象だと思います。

GWは世界幼児教育機構・日本保育協会のESDに関する講演の資料つくりのお手伝い(翻訳ですな)を一日、残りは長野にトレッキングに行ってきます。

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