「バランス」という言葉はいろんなところで使われる。
こどもであれば、心と身体の発育のバランス、であったり、大人であれば仕事と私生活とのバランス。 偏りはダメ、中ぐらいがいい、という意味で使われることが多い。 バランスは崩れていることが分からなければ、治すきっかけも分からず、どんどん体調や生活がつらくなる。たいがい、辛くなってから「あ、バランス悪かった」と気付く。 気づくことは大切。 園では保護者アンケート、職員アンケートを行っていますが、これも園の方針と保護者、職員の考えとのバランスが取れているかを計測する秤です。
身体のバランス。これは、前後左右上下、3Dで動く身体の調和のことであり、これがないと姿勢が悪い、座り方がだらしない、ドライバーが飛ばずOBばかりでる、などいいことがない。 身体の中心線、これが出来上がる。 5月に見学した立川市の幼稚園では、園庭は芝生のあるところ、土だけのところ、が混在しています。 園長いわく、「でこぼこは、そのまま。 芝と土も交じっている、そこを走る、歩くすると体幹にプラスだよ!理由があって、でこぼこなんです」。 和光では、築山の上り下り、雲梯、滑り台、丸太平均台などを用意しています。どれも、園児が楽しくなければ価値無し、と楽しく遊べるように作っています。 築山、そろそろ崩れたところを直そうか、とも思いますが、園児が作った遊びの経過も見られ、直すのももったいないな、とも思っています。