出張

しかい

毎日、同じことの繰り返しでは、視野が広がらない。

視野が広がらなくてもいいじゃないか、何の不便もないよ!、という意見があってもそれは一つの考え方。 もう一つの考え方は、人生は一回きり、しかもそんなに長くない、だったら視野を広げたほうが”面白そう”。 私は、絶対に後者です。 丸ドメ(もう使われなくなった言葉ですかね)、ガラパゴス化、批判的に使われる単語ですが、それはそれで個人の選択。 これまで海外との交流がなくても、仕事ややっていけたし、問題ない。英語なんて必要なかった。などなど。

今日は、全国私立保育園連盟の月例会議。 日本の幼児教育現場でも、内向き・ガラパゴス化が進んでいるのではないか、世界はもっと早いスピードで幼児教育改革を進め、将来の国力の維持向上に躍起になっている(シンガポール、韓国、スウェーデン、アメリカ・・・)。また労働人口の水平移動、つまり海外で働き、海外から働きに来ることが一般化し、その家庭環境における子どもたちに、継続的に質の良い幼児教育を提供するには、(かなり大袈裟ですが)日本の保育現場にどんな情報を提供しなければならないか、について話し合いました。

とは言っても、和光でも毎年休暇で海外に出かける職員は複数いるし、園長や保育団体の役員が思っているほど、現場はガラパゴス化していないのではないか。 その海外に向いた職員の、特に若手職員の、県外や海外に向いた視野・視界をさらに広げるような”刺激”を全私保連として、発信続けることの大切さについて議論しました。 あっという間の3時間。 私も、今日の議論で随分視野が広がった気がします。  次回、9月11日の会議までに具体的な考えをまとめてゆきます。

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