今年2月に購入した雲梯は相変わらずの人気。
二人で持ち運びができ、天候により、青組運動スペースやウッドデッキできるので、いつでも身近にある。
身体を器用にスイングして、反動をつけて次のバーあるいは、一つ飛ばしてその先のバーに飛び移る姿は身軽で、こどもらしい。 この時期に運動さぼったので、いまだにタイミングとか、バランスとかの基本動作が苦手、運動音痴の園長としては、自分のにのまえを作らないぞ、という意味もあります。 雲梯のみならず、体操教室、築山、丸太の平均台など・・・
ジャンプして、バーをつかんで、そのまま雲梯のバーを移動する、そんな園児の姿をみると、テレビ番組の「サスケ」、これはアメリカ版は「サムライ戦士 Samurai Warrior」ですが、を想い出します。
週末から、新聞では幼児教育の無償化、保育の現場での人員配置基準について記事化されました。 現在、保育料(利用者負担額)は世帯住民税(=所得額)により、0円から野々市市の場合は、最高月額47,000円(国の基準の最高額は104,000円)です。 記事によると、無償化は高額所得者優遇策で不公平とありますが、平等と富の再配分を同じレベルで語ることはナンセンスだと思います。 教育を含めた消費にまわる額を考えると、経済効果もあります。 保育所・こども園の”こども:保育士&教諭”の比率は、0歳児がこども3人に対して、保育士&教諭が1人、1-2歳児は6:1、3歳児は20:1、4-5歳児は30:1です。 保育士&教諭の一日の労働時間は8時間ですから、朝7時から夜7時まで開所の施設では、この数字で保育現場が運営されることはありません。 国の基準以上の保育士&教諭が働いているわけですが、人件費は園児の数と配置基準によって支払われるので(委託費&保育料)、基準以上の人件費は、基準の人件費から支払われます。つまり、基準以外の人員の人件費は、みんなで出し合う、という理屈です。和光会では、幼保連携型認定こども園なので、基準以上の人件費については補助をいただいています。あくまで、補助ですから、100%賄えるわけではありませんが。 この辺りは、来年度の国の予算で現場の実情に合わせた委託費の支給が受けられるようです。もちろん、効率化(ICT化、良かれと思って疑問を持たずに、延々と続けている時代に合わなくなった業務などなど)があることが前提ですが。 この辺りは、ジャンプしてもらって、現実に施設も行政もレベルアップする必要がありますね。なんでも、足りない、足りない、欲しい欲しいでは、進歩ないですから。
https://www.city.nonoichi.lg.jp/data/open/cnt/3/2360/1/H29hoikuryouuhyou.pdf