正確なことではないですが、中部って言うくらいだから、中部国際空港は日本の真ん中にいるのだと思います。
これから、48Gという、まさかの真ん中の席で、10時間をフィンランドまで。 そのあと、ハンガリーの首都ブタペストに向かいます。 時差があるので、到着は同日の夕方。 18名の北海道から沖縄までの園のいろんな立場の方と一緒に、ハンガリーの保育を見学し、話し合い、まとめます。 ハンガリーの保育というと、マイバ、わらべうた・音楽、コダイ、という単語が出てきます。 これを一言で言うと、「一人一人を大切にする保育」。 ”広い部屋に少人数の園児=一人一人を大切にする保育”ではなく、それは保育に関わる全ての人、地域、国・市行政、保育者、全ての段階でのマインドです。
5年前に一度ハンガリーの保育を訪問、そのあと、アイルランド、シンガポール、韓国の現場、行政、学者の方々と出会いました。 中東からの大勢の移民を向かえた中欧、その後の社会の変化に、幼児保育がどう自己変革し、「一人一人を大切にする保育」が実践されているかを、見ようと思います。 世界は変わっています、日本も変わっています。 同じ時間・瞬間は2度とないわけで、そんな中でこれ方をたくましく生きる子供たちの育ちを保証する、こんなことを考えながら、まさかの真ん中の席で、現地に向かうわけです。