「ネット通販が伸びて、ショッピングモールが閑散」という記事を今年はたくさん読んだ。
半世紀以上前の、１９６１年にオープンして８２年までは全米で一番大きなショッピングモールのデルアモ。 路を挟んで隣のホテルに滞在したので、行ってみた。 当然、寂れて、もっとガラの悪く、安全を感じないモールになっていると思ったら、元気。 人気のデパートが２年前に移転し、半分がリノベ済み。 清潔で安全です。 ところが、通りの向こうの南半分(写真の左側）はリノベ前で、閑散。 レトロな感じ、といえば言えなくもないですが、通路がごちゃごちゃしていて、店の看板、ロゴ、ディスプレーもバラバラで統一感なく、北側に比べ魅力なし。
Facebookで偶然、友人が近くに家族旅行に来ていると知り、メッセーを送ると「ランチしよう」ということになり、２時間半（金沢ー京都の距離です）ドライブで３年ぶりの再会。 ホテルは同じく６０年代に建てられ、その後人気なくなり、廃墟になっていた建物をリノベしたホテル。 ロビー、レストラン、プールサイドも６０年代デザイン。 しかし、近くの大手ホテルより宿泊料が高く、”感度のいい”客層を集めている。 私の友人家族も同じ。 https://ja.acehotel.com/palmsprings
自らが（考え方や行動が）古臭くなっても、なかなか気づかない。 年をとれば、頑固になる。 変わって、息を吹き返し、新しい価値を創造しているショッピングモールとホテルを見て、足元を見直す1日でした。
