その日、千葉県にある和光のオリジナル・スクールバックを作ってもらえることになった工房の方と電話で話をしていました。
「すごい地震です、これ以上電話で話をするのは難しいです」と電話の先で緊迫した声で話されました。 東京に会社があり、横浜に住んでいた私にとっては、地震の驚きと不安は身に染みており、「それではお気をつけて」と言って電話を終了。 一足先に帰宅した園長からは、「おい、家でテレビを見てるけど、大変なことになってるぞ」との連絡。 ネットでニュースを見ましたが、残念ながら実感は沸かず。 6時過ぎに自宅に戻り、テレビで現実を見ます。 即座に、横浜の娘、札幌の息子に連絡。 息子とは連絡が取れたももの、娘にはつながらず。 しばらくして、無事を確認・・・。 家族の絆を感じました。
それから7年。今日は、選挙に出かけ、静かな1日としました。 テレビでは各チャネルとも特集。 その日を思い出し、みなさんいろいろ考えられたと思います。 テレビを観ながら黙祷。 自宅そばのお寺から、同時に鐘の音。 不意な鐘の音に、この時を思う人の多さを実感しました。 裁判所では半旗。それぞれ、お知り合い、友達、いろんな思いをし、命の大切さを感じた1日だったと思います。
夕方は、お気に入りのカフェで静かに読書。 命を預かる仕事、自分がその立場になることは、明日にでもあること。いろいろ反省し、いろいろなアイディアを思いついた1日でした。 みなさんは、どんな思いでしたか?