園の日常

そんけい

青Cクラスには新しいお友達が沢山できた午前でした。

10時過ぎに徒歩で三馬の「地域密着型特別養護老人ホーム みんまのさと」を訪問。 施設長は、20年ほど前に和光保育園に勤務なさっていた方。 一足先に車で到着した私に、私の両親の話をしていただきました。

1F,次に2Fで歌を二曲プレゼント。高齢者の方も、一緒に手をたたいたり、少しだけ歌詞を口ずさんだりなさっていました。 次は肩たたきでふれあいの時間を持ちました。また、ホールに出てこれなかった方のお部屋をみんなで訪ねて、握手をしてご挨拶したり。

園児の感想は「きんちょうした」「どきどきした」でした。

園児たちには、高齢者の方は、どうゆう風に映ったのだろうか? 私にとっては、父の世代。 戦後の日本の復興をけん引してきた、とても尊敬する存在です。 私の次の世代は、デジタル世代。 10年後、20年後は今から想像もつかないほど、身近にAi技術を使った家電や移動手段がゴロゴロあるだろう。 そして、そのころ今日の青Cクラスは大学生か社会人。 どんな仕事で地域や国、世界に貢献して、尊敬されているだろうか? 優しい心、思いやりの心、人助けの心、和光らしい心をもって、いろんな場所で活躍してくれることを願って、保育教育を行っています・・・ など、いろいろ考えながら園児の肩たたきを見ていました。 そして、去年まで父が高齢者施設を利用していた、いまより少し元気だったころの姿を思い出して、ポケットからハンカチを取り出したのでした。 それから、とても優しく園児をリードした我が園自慢の保育教諭の心の優しさ、高齢者を尊敬し、労わる優しい表情やしぐさにも、感動しました。 素晴らしい、午前でした。

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