会議・勉強

まなび #2

10時から、「第61回全国私立保育園研究大会 名古屋大会」の分科会。

司会を担当したのは、「保育所保育指針、認定こども園教育・保育要領を実施するための一人ひとりを大切にする具体的な保育〜ハンガリーの保育をヒントとして〜」。10時から180名の参加をえて研修会をスタート。講師は、くるみの木教育研究所 主宰のサライ美奈さん、へきなん保育園の水野園長http://www.kurumi-no-ki.net

思わず膝を叩いたキーワードは:

  「保育園は子供にとって特別な場所ではない。(1日平均8時間、最大12時間を過ごす) 日常の場所である。 ゆえに、子供にとっては日常生活=保育園」 安心して、安全な場所で3年から5年を過ごす。

  0−2歳はまずはじっくり一人遊び。これを経ないと、みんなで大きな遊びをするときに参加できない。 一人ひとりが丁寧に育っていると、集団でもすっと動ける。

  育児と保育がうまく愉快ないときは、必ずしもこどもの問題ではない。 大人に問題がある。

  丁寧に、きちんと大人に育てられた子供は、立ち振る舞い、言動が丁寧 (その逆もある)

全国私立保育園連盟でのハンガリー研修は7回。4回目、7回目に引率で参加。 アジアにルーツを持つマジャール人の国、ハンガリー。 第二次世界大戦後の社会主義からの脱却が力ずよく行われたのは、幼児教育にブレがなかったこと。幼児教育が国を作るとの信念のもとに教育行政が行われました。 全国私立保育園連盟で経済危機後のアイルランド、経済発展がめまぐるしい、韓国・シンガポールの保育事情を現地の保育者との交流を通じて学び、石川の地で今後の10年、20年を見据えての保育教育について情報インプット・栄養補給の多い2日でした。 この分科会に参加した、横川主任保育教諭、西野保育教諭も「いやー、よかった」と感想。

3日目は、シンポジュウムと国際交流についての月例会議です。

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