私は、凝り性です。
その分、どうでもいいことは、どうでもいい、とはっきりしています。 よく言えば、集中と選択。 集中力はあると思います、とくに締め切り直前に資料を完成させる〇〇ヂカラ。 高校生のときは試験前には受験に関係ない科目は徹夜で暗記して、試験が終わると全部忘れるし、受験に関係ある国語、世界史、英語はかなり集中して勉強したと思います。
集中するまでに時間がかかるのが大いに問題で、周りの人をハラハラさせたり、怒らせたり。 大人の場合、準備万端でないと不安な性格と、「そんなの後でいいや」の性格に分かれると思います。 この差は、いつごろから生まれるのか?
28日(土)午後1時半から、石川県私立保育園連盟の第二回研修会で、「乳幼児期における資質・能力と学びのメカニズム」と題して上智大学総合人間科学部の奈須教授が、乳幼児期から大学までの学びについて解説しました。
まず、”学力”には二つある。 一つは、知識・技能に関する「何をしっているか」であり、もう一方が、思考力・意欲・社会スキルを中心とした「どのような問題解決を現に成し遂げるか」。 前者を認知能力、後者を非認知能力とも言われます。 大学の入試改革では、後者に重点を置いて、面接や論文といった「何をしっているか」より、「何ができる人か」を判断する試験で定員の半分を選抜し、いわゆるこれまでの学力試験で受験し、合格・入学が半分だとか。 奈須教授の上智大学では、学生のアカデミックスコア(Grade Point Average)が圧倒的に前者の試験で入学した学生が高いとのことです。
では、どうやって「資質・能力(コンピテンシー)」を高めるか? それは、乳幼児期の過ごし方まで遡ります。 乳幼児期に以下に集中して、沢山、楽しく、いろんな学びをしたか、が大きなカギとなり、だからこそ保育園・認定こども園・幼稚園での過ごし方が重要です。
それだからこそ、2Fの乳児クラスから「まなびのアトリエ」まで一貫して、十分に集中して遊んだ経験が必要。 と、いうわけで午前の自由遊びの様子を見にアトリエへ。 様々な学びがありました。