発育

みている

沢山の園児が登園し、にぎやかな一日でした。

午前中は、石川県と福祉のお仕事サポートセンターいしかわの合同就職説明会へ。 偶然ですが、朝刊には「洗剤保育士掘り起こせ 待機児童解消の切り札に」との記事があり、朝食を頂きながら読んでいました。 記事によると、政府は2020年までに待機児童を「ゼロ」にする計画で、その為には保育士・保育教諭があと7万人必要と試算しています。 現在、保育所・認定こども園の25%が保育士・保育教諭不足を感じており、12.5%が保育士・保育教諭不足が原因で、入園を断わる受け入れ制限を行っている。 全国の保育士資格保有者は140万人で、その内53万人が現役で、残りの87万人が「掘り起こし」の対象だとか。 ただ、”待機児童解消”を主目的に「掘り起こし」するのではなく、保育士・保育教諭の仕事のやりがいや、社会的意義について再度魅力を感じてもらうことが先にあると思います。 ま、お盆期間で”新聞ネタ”が枯れていたために、新味のない(no new news) 記事ではありましたが。

午後に園にもどり、久々に顔を見る園児といろいろ話を聞いたり (園児からも、久々に顔をみる園長でしたが)。 午後の園庭では、砂のついたお砂場遊び道具を、たらいに水をいれて、丁寧に砂を洗い落とす場面が。 一つ一つ、丁寧に手で砂をおとし、きれいになったものをデッキに並べてゆきます。 そのうち、洗い方や手順に工夫が出てきて、”効率”が上がってゆくのが分かります。それを子供たちも実感して、そして”もっといいやりかた”を見つけて、成長している様子でした。 これも、大人のお皿洗いやお掃除の様子をみて、そのやり方を自分で再現してるんだな、とか勝手に想像。 子供たちは、大人が思う以上に大人のしぐさ、仕事ぶり、を見ていますね。 私も、親や親戚に教えられたことはたくさんあるし、それをするたびに教えてくれた人のことを思い出しますから。 ちゃんとしよっと。