園の日常

みず

どうやら、夏の水遊びは相当面白く、記憶に残っているようで、きょうは少し暖かめでしたが、だれからともなく園庭で水遊びが始まりました。

週末の研修で、「水遊び」は、水遊び活動ではなく、水で遊ぶ体験だ、と教わりました。 つまり、水の感触、土が水で形を変える、解ける感触、滑る危険、いろんなことを同地進行で経験し、その経験値をデータとして脳にインプット。 そのデータは、粘土遊び、プールでの水遊び、毎日のお風呂、いろんな場面で、データの比較検討が行われているとのこと。 ロボットが一定の動きをするには、こういった”経験”の積み重ねで、やっと一つのものを握り、持ち上げ、移動できるようになる。 このロボットでいえば、データ集積を園児は行っている、という見方をとれば、水遊びはデータ収集ともいえるわけで、夏のデータ、冬のデータといった、種類も増えているわけです。 理屈っぽいですが、経験には価値があります。 こどもって、すごいな、と思う午前でした。