園の日常

かちかち

朝のお集まりが終わり、自由時間になる10時過ぎの時間に、「かちかち」という音が園長室まで届きます。

「なんだろう」と園庭の方に目を向けると、園児が沢山出ています。 どれどれ、とPCの前から園庭に移ると、園庭の水たまりにできた氷を先生と一緒に見て、そして叩いています。 あちらこちらで「かちかち」。 薄い氷なので、そのうちに割れて中から水が顔をだします(水には、顔はありませんが)。 それが面白いのか、あちらこちらで「かちかち」。 2歳クラスのみんなは、水たまりにはった氷を見るのが初めてかも、冷蔵庫の製氷室以外でも、いつも遊んでいる水たまりで水が凍り、氷になることとつながったようです。 厚い・寒いの他に、熱い・冷たいといった、 温度のこと。 同じものでも、熱くなる、冷える、という概念もこんな形で身についてゆくのでしょうね。 「かちかち」しながら、いろんな経験を積んでいるわけですね。

すっかり身体は冷えたのですが、ランチは昨日に引き続き、郷土料理というか「実家で母が作ってくれてた」シリーズ。 柿の和え物と、「イワシの団子」です。 団子はハンバーグ(お肉という意味)と思って口資すると、実は何とも言えない、魚の生臭さと柔らかさ。 実家でアツアツでいただいていたことを思い出しました。