園の日常

そろそろ

今朝は、ターミナル直結のホテルからの出勤なので、少々時間に余裕が。

サテライト・ゲートからの出発です、との案内ですが何のことはない、バスゲートがすこし立派になった程度。 快晴。 ビジネス客(多分です)で待合室の席が埋まり、遠くに東京湾を航行する大型船舶が見えて、新年が始動したと実感。

今日は、「卒園写真」撮影の日です。 これから、リハーサルが始まり、だんだん卒園の日が近づく、一年で一番憂鬱なシーズンのスタートです。 ポジティブに考えれば、進級に向けての準備期間なのですが、0歳のころから知っているこどもたちのとのお別れはさみしいものがありますね。

週末の新聞記事で、柳井さんがノーベル賞受賞者の本庶佑教授の”6つのC”にからめて、ご自身の経営について語る記事を読みました。

(好奇心)、(勇気)、(挑戦)、(自信)、(継続)、(集中)の6つです(英単語が元ですので、Cで始まるわけではないですが。英単語、思い出してみては・・・)。 そして、「教科書を信じるは、教科書以上の答えを出せ」と。 この6つのCが育つのは、幼児教育から。 しかし、この6つが育つように、綿密な指導計画を立てて、PDCAを回して、精度を上げる、という仕事としての保育ではなく、「気が付けば、いつの間にか、出来ていた、出来るようになっていた」が保育、という話を昨日の全私保連の会議で話し合っていました。 事業会社勤めが長く、合理的な判断を信念とする私ですが、 これはすこし賛成です。 和光でいえば、ライアン先生のクラスに久々に見学していると、「いつの間にか、英語で返事している園児」(頭の中で日本語に訳して、それで反応しているのではなく、ダイレクトに英語に反応しているのです)、を見ると、意図や目的が先行して目立つのではなく、「ほら、いつの間にか」でありたいな、と思った次第、しかし”黒子”として忍者のように気づかれないうちに・・・はやっぱり計画とスキルアップの努力が必要ですね。  昨日のとても濃いはなしと、卒園写真でそわそわする園児と先生たちを眺めながら、感じたのでした。