全国私立保育園連盟第44回保育総合研修会の最終日、少しゆっくり目の9時半にスタート。
経済学者・埼玉大学名誉教授の暉峻さんが「対話を通した人と人との関わりの大切さについて考える」と題して2時間の記念講演。
対話は応答的なもので、一方的な会話でも命令でもない。
子供にとって「お話し」は楽しい時間。 カフェテリアで昼食を共にすると、話しているのか食べているのか? 前者の方の時間の方が全く長い。 とにかく、和光のみんなはよく喋る。 来客者には「こんにちは」「なにしてるの」と気さくに話しかける。 ”コミュニケーション”を身につける入口の子供達にとっては、会話は楽しいもの、心地よいもの、という経験を積むことが、意見を述べたり、困っている人に声をかけたり、という人格形成には大切です。
それから、対話には勝ち負けがない。 正解、不正解もない。 対話は平等の上に成り立ち、上下関係が入った言葉が使われた瞬間に、目的を持った会話になってしまう・・・など、経済学者でありながら、幼児教育を研究されている方の、とてもわかりやすく、大きな意味のある記念講演でした。 それから、毎年のことですが、海外研修でご一緒した方との再会と近況報告はいつも楽しい時間です。
12時半らか昼食を摂りながら、国際交流運営委員会の月例会議。 対話の練習のような、そんな場となりました。
帰りの北陸線。 滋賀、福井、石川を通過しますが、雪景色は帰りもなかったです。 明日は、雪マークのみですが、気の早い私はすでにスタッドレスから夏タイヤに履き替えるタイミングを思考中。