会議・勉強

まとめる

1時間から、園内研修。

園内研修といっても、講師を招いての研修ではなく、保育教諭会で決めたテーマに沿って、4つのグループに分かれて、1ヶ月ほど話し合い、それをまとめた内容の発表会でした。

テーマは「こどもたちにが刺激を受けるようなかかわり方とは」。 大人もそうですが、こどもはさらに一人ひとりの発達段階や興味関心が違います。 それが近いこどもたちは、3歳になったころからグループを作って集団遊び、遊びを楽しみ、ルールを作ったり、あそびが変形して、もっと面白い遊びになったりします。 こどもたちだけで遊んでも、自然発生的にこういったエネルギーがたまると、変化が起こるのですが、おとなの”ちょっとした”ヒントや、手本をさりげなく見せることで、「そうや、やってみようか」となり、遊びに加速がついて、どんどん面白くなります。 はじめっから答えを教えたりするのとは、もちろん違います。 大人は、こともの遊びをとてもよく見ていないと、”ちょっと”したヒントではなく、”おせっかい”になったりするので、注意が必要。 一人ひとり、一人ひとりの集まりである集団を常に見て、気の利いアドバイスを与えることは、小学生以降も先生の役割であり、会社でも上司の役割。 それで、先生が、上司が”育つ”ってことがあります。

グループのやっぴょうで面白いな、と思ったのが、「こどもは案外、リアル」です。 見立て遊び(ままごと遊び、など)で、日頃の生活のシーンを思い浮かべて、友達とごっこ遊びをするのですが、そのネタは実社会、親との経験など、さまざま。 「ジュースお代わり」とか言って、コップを差し出すと、「はーい」と言ってニコニコして台所にもどり、(おもちゃの)冷蔵庫からジュースのボトルを出して注いでくれることもあれば、コップを壁に押当てて機械サーバーからジュースをコップに入れるパターンまで(ファミリーレストランのドリンクバーのシーンを思い出します)。 こどもは、何とかして自分の経験をとても”正確に”再現しようとするところが、愛らしく、また脳をフル回転して記憶を引っ張り出して、手先+目で再現する。 すごいな。

今週、渋谷区の施設で殺傷事件があったことは、テレビ他の報道でご存知の方も多いと思います。 先週の金沢工業大学の無差別殺人予告いらい、園のセキュリティを強化しています。 3月22日に防犯研修を朝の園警備をお願いしているトスネット北陸から指導員が来園して実地研修し、4月には、防犯カメラを5台増やし、録画システムもグレードアップ。 5月に西駐車場の照明設備取り付け、と計画的に対応を進めてゆきます。 東京オリンピックを契機に進歩する、顔認証システムで自動ドアの開閉ができる日も、そんなに遠くないな、と思います。