出張

むちゅう

夢中になっている姿は美しい。

今日は、宇都宮市のこども園を、谷路指導保育教諭、宮田美術担当教員と訪ねて、5歳児クラスの美術の時間を見学。 レッジョ・エミリアのアプローチ研修で定期的に和光で園内研修を実施してくださいっている、森先生と植村先生のクラスの見学です。

紫陽花の花のスケッチを30名弱のクラスでリーダーの教師とサブの教師の2名と植村先生、宮田先生が実施。 20分ほど、自分たちで書いていたのですが、そのうち宮田先生のスケッチを見に来るこが出た。 そしたら、その子たちが他の子たちを引きつけ、複数の子たちが宮田先生のテーブルを囲み、スケッチの様子を見入る。

「よっしゃ」と一言いって、男の子が自分のテーブルに戻り、早速今見たばかりの、スケッチのやり方をヒントに、自分でもやってみる。もう、それは前かがみになって、夢中になって、「自分もやってみよう」と意気込んでいる姿が伝わってきます。 スケッチしているように見えて、実は、絵を描く経験を積む中で、発見があり、模倣があり、やり直しがあり、満足感があるようです。

子たちの様子を写真で紹介できないのですが(園内研修限定で撮影許可をいただいたので、和光内でシェアします)、その生き生きとした子どもらしい眼差しは、とても美しかったです。 早速、和光でもやってみよう、と谷路主任と意気投合した次第です。