会議・勉強

すみずみ

シンガポールの高級住宅街で3園、2000人の園児、150名の職員を擁する幼稚園を見学。

過去に2度訪問して、その教育方針や理念についてお伺いし「すごいな」と思った経験から、今回の石川私保連での研修の受け入れをお願いした幼稚園です。1時間の見学と1時間の質疑応答。

この園の凄さは、門を入る前から(多少の先入観はありますが)伝わってきます。 綺麗に整備された道路からの駐車場へのアプローチ、受け入れる先生(いわゆる、ドライブスルー形式で午前の部の350人が一斉に登園)の服装を含めた立ち振る舞い、清掃の行き届いた廊下や教室に、登園児を迎えて、自由遊びとテーマ遊びを日替わりで行い、意図的に関わる教師が子どもたちの興味関心を引き出すところなど。 レッジョ・エミリアの教育アプローチを取り入れているため、和光との共通点も多く、その点についてもしっかり意見交換をすることができました。掲示物やクラスのレイアウト、色使い、細部へのこだわり、本物、そして無駄(モノ・資源)の排除や、職員の研修やキャリアパスについても学ぶところが多い、「流石だな」の幼稚園です。

午後は、国立現代美術館と併設されている子ども美術館の見学を2時間たっぷり。 特別展示は、アジアの芸術でした。 こちらは、ちょっとな、という感想。 ちょっと、複雑。 新しいコンベンションセンターは「アジアを日本」とうい名前。 うーん。これが現実なんだろうな。