園の日常

ゆめ

外国語であれ、母語であれ、言葉を覚える過程は楽しいし、使って相手の反応をみて、そしてまた使いたくなる。

青Bクラス(年中)は、ことば・語彙が急成長中。 だから、話をするには一番面白い。 ロビーのお誕生日ボードをみている4人組。 友達の写真に貼ってあるシールについてなにやら話しているので、園長も仲間に入れてもらうことに。

「これは、アリエルのシール」

「私のお誕生日には、アリエルのお人形を買ってもらうの。 昨日、夢にアリエルが出てきたから、絶対に買ってもらえることになっているの」

「夢に見たら、買ってもらえるんだ」(と、夢も希望もないような大人のツマラナイ一言をかけてしまいましたが・・・)、「そうや、かってもらえるよ」と笑顔で答えてくれます。

ごご、園長室で資料を読んでいると、聴きなれた足音。 黄色組から大きくつくった作品を見せに来てくれました。「お、おおきいね。すごいな」と声をかけるとニコニコして、小走りスキップでお部屋に戻ってゆきました。

「こどもの言葉」はアートだな、と一日の終わりに思い出しながら、今日の日記を書いています。