園の日常

いのち

こども園にいると、若返ります。

友人に、「園長だよ」というと「子どもたちから、エネルギーもらっているから若くいられるね」とよく言われます。 多分、そうだと思います。 ま、還暦後の老いのペースがゆっくりになるように、食生活と運動には、こども達から分けてもらっているエネルギーにプラスして生活していますが。

そんな、こども園での生活で、たびたび感動的な場面に出会います。今日の感動は「いのち!」です。

10時過ぎから、白山警察署+野々市市役所+町内会の皆さんが、今年も「交通安全教室」を開いてくださいました。 交通安全教室の理由を婦警が話すなかで、

「交通事故にあうと、皆が一つしかもっていないものがなくなるよ・・・」と話すと、青Cクラスのワカナさんがとっさに立ち上がり、「いのち!」と大きな声で答えました。 感動で涙が出そうになりました。 普段から、ご家庭で、或いは絵本などで、命について話し合っているのでしょう。 また、園でも菜園活動、カンちゃんのミドリガメ、ザリガニやメダカの飼育を通して、生命の尊さを一緒に身近に感じるようにしています。普段から、”命”を思う気持ちが、とっさの質問に「いのち!」と答えが出たのだと思います。 素晴らしい心をもった和光っこですね。

黄色組のみんなも、とても気になるようで、クラスの出入口に集まり、熱心に話を聞いていました。 来年は青組だから、横断歩道の練習もできるね。