園の日常

のびる

朝刊がないので、替わりに日経ビジネスを読みながら、朝食。

この雑誌、最近やや挑戦的なタイトルが多いな、と思いつつ「これが日本の置かれた現状なんだな」とも読替えて、毎週木曜日の到着を楽しみにしています。出張中に溜まった2冊を読んでいるのですが、有機化学の研究者の話。 「嫉妬は成長のカギ」。 「嫉妬」は英語発音のそれでも、大人のそれとも意味は違い、「あいつ、おれよりできるな」「あの人のように、なりたいな」が人にとっての最大の成長エンジンであり、「よっしゃ、がんばるぞ!」となるそうな。

和光は12月1日で213名の園児が在籍。 人数が多い分、個性のバリュエーションが多彩で、その一部は先週の「青組の会」で、それぞれの得意なこと(けん玉、ピアノ、英語など)を披露してもらいましたが、切磋琢磨する友達が多く、個々の成長にはプラスだ、と記事を読みながら思った次第。 和光では、私も、職員も、研修と称して、他の園を見学に行ったり、話を聞いたりする機会を多くとっています。その中から、「これいいな」とか「これは、和光がいいな」とか「嫉妬」ではないですが、改善のエンジンになっていることは確かです。 また、今日は白山市の保育園の先生方4名が午前中、見学に来られました。 普段は気が付かない点など、「なぜ」と聞かれると、こちらも「なぜだったけ」考えながら、自分の保育を振り返ることができる、そんな自らを学ぶ機会になります。 そんな、輪がひろがるのは、楽しくてしょうがないですね。

ロビーでは、土曜日の「青組の会」の写真を見ながら、姉が、会での経験を妹に説明しながらはなすところを、ママが見守る、そんな光景も。 和みますね。