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「青組の会(3歳以上児表現会)」を開催しました♬

12月20日(土曜日)に「青組の会」を開催しました。

和光の劇は、昔話や物語をそのまま題材とするのではなく、その時の子ども達が興味を持っている物や事柄をもとに、保育者と子ども達が一緒に作り上げる創作劇が主流です。

青A(3歳児)さんは、「恐竜」「電車」、「探検」や「宝探し」などというワードをもとに「めざせ!たからじま!」と言う劇に決定!

まだしっかりと劇全体のイメージを共有でない年齢ではありますが、自分の好きなものが題材ならそれになりきることはできます。

青B(4歳児)さんは散歩先で見かけた白バイに興味を持ったことから始まり、消防士・警察官・パティシエ・カメラマン・・色々な職業がある事を知り、それを「なんにでもナレ〜ル」という劇の題材にする事に。

大勢の前で披露する事に恥ずかしさが芽生える時期ですが、お気に入りの衣装を着ればモチベーションも上がります。

4月から取り組んできた「ボディーパーカッション」も披露。

青C(5歳児)さんは、日頃の保育で色々なお話を読みながら、いざ「青組の会で何をしよう・・?」という話し合いをした時に、子ども達から色々なお話の中で印象に残った場面がたくさん出てきました。

じゃあ!それをミックスしてお話を作ろう!と話は進み、本筋は「ジャックと豆の木」。その中に「金のがちょう」や「ブレーメンの音楽隊」の一場面を盛り込んだ創作劇が完成しました!

去年は「恥ずかしさ」が前面に出ていましたが、今年はクラス全体が「恥ずかしがる事が恥ずかしい」という雰囲気に変わり「みんなで作り上げる楽しさ」を見出した青Cさんです。素晴らしい!

歌や合奏も今まで子ども達と歌ってきた物の中から、特に子ども達がお気に入りの曲を選んで披露。

出し物全てが大人主体で作り上げる物ではなく、子ども達と一緒に意見を吸い上げながら作り上げる事で、意欲を持って楽しみながら取り組めるよう意識しています。

本番の子ども達の表情からは、それが実現できた事がよく伝わってきました。