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みらい

和光では、毎月の職員会議で2つの話題を必ず参加者で再認識する時間があります。

それは、平和と地球環境です。

”平和”の尊さを大人から教わらずに育った少年は、武器を手にします。同じ年頃の子供たちから、笑顔が消え、悲しみが残ります。 4年前のワシントンDCで開かれた世界幼児・教育機構(OMEP)の年次総会・学会では、シリアの難民キャンプでの子供たちの様子、そんな過酷な環境の中でも、将来を担う子供たちに教育の機会を提供しようと活動するOMEP の仲間の信念と行動力に涙しました。 「和光の和は、平和の和」、和光では暴力(力、言葉)は禁止。

”地球環境”は言うまでもなく、「現在は未来からの借り物」と言う意識のもとに、幼児期より地球環境問題を身近に感じる、保育・教育を目指すことです。まず、大人から、と園では必要ない限り、プラスチックのおもちゃから、天然素材へとの置き換えを進めています。外部との会議でもペットボトルの飲み物を渡さず、キッチンで用意した美味しいお茶をお茶碗でお出ししています。 昨年は、異常気象で大雨・台風で大きな被害がでた日本です。地球規模では数え切れないくらいの種類の大きな気性変動が、人々の暮らしに苦悩を与えています。

アマゾンのジェフ・ベゾス氏が1.1兆円の「ベゾス・アース・ファンド」を立ち上げました(個人資産の13兆円超中から)。これは、アマゾンの従業員から多くの要望があり、決断されたもの。 そろそろ、みらいから逆算して今を直す時がきていると思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55753260Y0A210C2EAF000/

https://www.nytimes.com/2020/02/17/technology/jeff-bezos-climate-change-earth-fund.html