園の日常

こだわり

小学校の3-4年の時期だったかに、地理のような勉強が始まり、すでにめっぽう詳しい同級生がいた。

中学生になると、世界の地理やビートルズ、車、鉄道に詳しい同級生が出現した。JRと言われる前の、国鉄。時刻表を眺めながら日本一周を頭の中で楽しむ友人もいて、時刻表が改定されるごとに買い込み、収集に努める彼は、鉄道学校に行ったと思いますが、今ごろはどこかの私鉄で運転手か駅長か。好きなものが有って、そのゴールに向かってどうなりたい、だからどうしたい、という強い意思があった友人でした。

今なら、海外の鉄道の時刻表もネットで誰でも見られる時代。町の風景もグーグルで自分が車を運転しているかのように観ることができる。その分、「想像」する楽しみは減りますが。

自分は何だったかな、と考えます。中学の同級生は「もののこだわりが強かった」と言います。多分今もそうです。シンプルで美しいもの、機能的なものが好きで、無駄とか雑然とか複雑は嫌いです。

午睡をしなくなった青組Cクラス。それぞれの興味に分かれて、午後の自由遊び。こだわりの芽が既にニョキニョキと出始めたのが分かります。この芽に肥料を与えるのが大人の責任だと考えています。

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